正月の感動(その1)〜箱根駅伝〜

仲間の想いが込められたタスキ、
これは想像できないくらい重いものなのでしょう。


脱水症状になってしまっても、
足がつってしまっても、
・・・
ただひたすら、タスキを次の走者に渡さなければならないという「使命感」で駅伝の選手たちは走り続ける・・・。


1月3日、特にやることが無かった僕は、
久しぶりに箱根駅伝を観戦しました。
どちらかというと、陸上競技よりも得点で勝負を決める球技の方が好きなのですが、この1月3日、いいようのない感動を得ることができました。


「アクシデント」は復路の「8区」で起こりました。
それまでダントツのトップだった順天堂大学
この順天堂大学の8区のランナーがアクシデントに見舞われてしまいました。


脱水症状を起し、もう真直ぐ走ることができない。
監督が横から水を渡し、水分を補給するも、やはり回復せず。
しかし、まだあと5キロ走らなければならない。
目の焦点が定まっていない危険な状態。
普通だったら、「棄権」だと解説者の方もおっしゃられていた。


けど、そのランナーは走り続けた。
「タスキを次のランナーに繋がなければならない」
という使命感のみで走り続けた。
足がふらつきながらも、途中で他大学に抜かれてしまっても走り続けた。
そして、次の「仲間」にタスキを繋いだ・・・。
次の瞬間、アスファルトに倒れこんでしまった。


このランナーの姿にとてつもなく感動した。
正直涙なしでは観られなかった。
この日は家族と観ていたが、一人で観戦していたら人目をはばからず泣いていたかもしれない。
小泉首相ではないが、
「よくがんばった。感動した」
と声を掛けたくなってしまった。
もうこれしか言い様が無かった。




正月からとても感動することができました。
やはり「必死に頑張る姿」に人は感動するんですね。
必死に歌う姿に感動し、
必死にプレーする姿に感動し、
必死に演じる姿に感動する・・・
僕ももう少し「必死に」頑張らないといけないなと思います。
そして感動を与えられるような仕事をしないといけませんね。
何処か集中力に欠けるところののある自分に少し喝を入れないと・・・。