日本の人口減時代到来

日本において、死亡者が出生者よりも多くなってしまったそうです。
本格的な人口減時代が到来してしまったのかな。


再来年には見事!?三十路を迎えてしまう僕ですが、未だに結婚していなく、当然子供なんているはずがありません(いたら大問題だし・・・)。
だとしたら、僕も、人口減社会にマイナスの貢献をしてしまっているんでしょうか?
ただ、僕の周りの友人(女性を含めた)を見ていると、結婚している人がほとんどいないような状況なので、僕の周りは今の日本の風潮をはっきりと示しているのかもしれません。


会社の中を見回しても、30代独身男女っていう方々は結構います。
「仕事が忙しくて付き合う暇なんてない!」
ていう意見の方もいますが、別に付き合う位は可能ではないのかと思いますけどね。
ただ、結婚へのプロセスの築き方が難しいだけで・・・。


僕が1年と半年、社会人として会社に勤めてみて、周りの既婚者を見ていると、
「夜遅くまで働く人、土日出勤が多い人」
っていう方が多いことが分かりました。
学生の頃は、
「土日は確実に休めるんだよね」
なんて考えていた僕も、1ヶ月以上休みなしなんていう状況もあったくらいですから・・・。


政治家や学者さんが、「国民に結婚を促し、そして子供を産んでくれ」なんていう机上の政策を掲げたとしても、あまり意味がないと思います。


労働環境を変えて家族と暮らす時間を増やすと良いといいますが、実際、働かないとお金がもらえないわけで、家族を養えなくなってしまいます。


一般の人はこういったシビアな環境の中生きているわけで、「人口が減るから、子供をつくれ」なんていう、お役人的な考えは、通用しません。


若い日本人は
「子供の将来よりも、自分の将来を不安に感じている」
人が多いから、結婚しない人が増えている、したとしても子供は1人でいいという人が増えているのかもしれません。
確約された未来があるのなら、早めに結婚して、子供を沢山作ってもいいかも知れません。
ただ、自分の未来は自分で切り開いていかなければならないこの状況で、子育てまでは頭が回らないのではないかと思います。


おそらく社会そのものを大きく変えないと、この「人口減社会」は改善できないでしょうね。