おっかけちった

僕:「そのおっかけちまってる試験管の破片拾ってくんない?」
青森出身の友人:「???」
僕:「んっ!?」



大学時代の研究室での一コマ。実験室の試験管が割れてしまって床に散らばっていたため、青森出身の友人に掃除を頼んだ時、彼には僕の言った台詞が全く通じなかった。


なぜか?


そう、「茨城弁」が通じなかったのだ。「おっかける」っていう茨城弁は、標準語で「割れる」の意。友人が全く動こうとしないから、「片付ける気がないのか!?」って最初は思ったんだけど、実は茨城弁が通じていなかったのだ。
そういえば僕は他県人から「イントネーションがなまってるよね?」ってよく言われる。ある人は「かわいい」って言ってくれる(笑)。また、ある人は「田舎くさいよ」って言う。僕としては、人からどう見られようと「茨城弁」を直そうとは思わない。方言は文化の一つだと思うから、直す必要は無いと思うのだ。僕の周りで(特に若い人)茨城弁を消して、標準語を必死に話そうとする人がいる。
けど、多分無理。消えることはないと思うんだ。
隠す必要も無いんだから、どうどうと話してみてはいかが?
その方が、人間らしいとおもうけどね。
もちろん僕は茨城弁を修正するつもりはないし、これからも茨城弁を話すつもりだ。