『名もなき詩』

名もなき詩

名もなき詩

先週、スキーに行った菅平のゲレンデで流れてました。
僕自身、久しぶりにこの曲を聴いたのですが、


「やっぱり、イイ」


ですね。


僕が高校3年生の頃に発売された曲です。
多分、季節でいうと今くらいだったと思います(あ、発売日が2月になってますね(笑))。
ということは・・・
もう10年経過しているんですね。
いや、月日が経つのは早いですな。


あるがままの心で生きようと願うから
人はまた傷ついてゆく
知らぬ間に築いていた自分らしさの檻の中で
もがいているなら誰だってそう
僕だってそうなんだ
         『名もなき詩』より引用

この歌詞、当時高校生だった僕にはとても衝撃的でしたね。
ちょうどこれからの進路を巡って悩んでいた時期なので尚更です。
あるがままの裸の心で生きるのはとても辛い事。
やっぱり、「何かを着せて」本当の自分を押し隠してしまっている。
要は自分が傷つきたくないから・・・。


けど、後悔しないためには「あるがままの心」で生きるしかないんですね。
そうしないと、自分に嘘を重ねてしまうことになってしまう。


あ、そういえば「Prism」でこんな歌詞がありましたね。

自分に嘘をつくのがだんだん上手くなってゆく
流れ行く時代にしがみつく僕を笑って
仮面を着けた姿がだんだん様になってゆく
今日も一人立ちすくむ僕を
もう一度支えてよ
傍にいて 笑ってみてよ

僕もそうですが、人は皆何らかの嘘をついているものだと思います。
自分が傷つきたくないから・・・。
けど、その嘘をつき続けると、重ねた嘘の仮面で本当の自分を隠してしまう。
度が過ぎると、もう仮面のまま生き続けるしかない。


そうならないためにも「あるがまま」で生きるしかないんですよね。
傷つくのはすごく辛い事だけど、決して後悔はしない生き方だと思います。


うーん、桜井さんの歌詞はあまりにも僕の心にシンクロしてるんですね。
改めてそう思います。
まさしくこの事は、僕がMr.Childrenに心酔している一つの理由です。