自分の価値は何で計る?

この頃、仕事をマイペースでこなし、さらに比較的早い時間に帰宅できるため、つらつらと物思いにふけることがあります。


そしてよく考えるのが「自分の価値」というものなんです。


人間に値段なんてつけられないと思うんだけど、日常生活、特に社会人になってから「他人に評価される」ことが多くなってきたような気がします。


僕自身、自分の価値を高めるため、いくつかの資格試験に向け勉強している最中ですが、それもいわば「自分の価値を高める」ためなんですよ。


充実した社会人生活を送るためには、それ相応の「実力」が必要になります。


世界で活躍する日本人を見てみましょう。松井秀喜選手(MLBヤンキース)、イチロー選手(MLBマリナーズ)、中田英寿選手(プレミアリーグボルトン)といったスポーツ選手、あるいは青色LEDを発明した中村修二カリフォルニア大学教授、「ラストサムライ」で好演した渡辺謙氏(俳優)、もちろんこの方々以外にも「世界で活躍する日本人」がたくさんいることは皆さんご存知の通りです。


この方々には「確固とした実力」があります。そして、日本で「頂点」を極めてしまったため、海外に活躍を求めた日本人なんです。


スポーツ選手なんかはそうなんですが、「武器」を持っている選手は成功する確率が高いですよね。イチローだと「多くヒットを打つこと・広い守備範囲・強肩」といった、他の大リーガーと比較してもずば抜けた「武器」をたくさん持っています。松井秀喜の場合、日本に居た頃よりも本塁打は減ってしまい、パワーでは他の大リーガーに劣ってしまいますが、「チャンスに強い」んですよね。多く打点を稼ぐ。ということは「人々の記憶に残る」ことになります。これも立派な武器ですね。中田英寿だと、屈強な外国人に負けない「ボディーバランス」とグランド全体を見渡せる「広い視野」、彼の場合はさらに「語学」というものも加わり、世界に通用する「武器」を持っています。


けど、そういった武器を持った有能な選手でさえ活躍できないことがあります。それだけ世界で通用するのは難しいことなんですね。


さて、僕の場合はどうか。


まだ「世界」というステージには程遠いので、「日本」というステージで考えて僕の実力はどうなのか?


答えは「まだまだ」ということになります。
経験、スキル、資格、まだまだ自分の価値を上げるだけのものは得られていません。
工学系大学院修了という学歴はあるものの、学歴だけでは世の中で通用しません。


「自分の価値をあげるものは何か?」と考えると、


他の誰にも負けない「武器」を持つことになります。
武器は使いこなせないと意味がないし、きちんと手入れしないとさび付いてしまいます。
だからこそ、この時間があるときに、自分の実力を見定めて、武器を使いこなすだけの実力をつけないといけませんね。


誰にも負けない「武器」を手にした時、「自分の価値」は高くなっていることと思います。
そうなるように日々頑張らないとね。