恋におちたら(最終回)〜すべてが上手くいき皆が幸せに…〜

今までも非常にテンポの早いドラマだったけど、最終回も非常にテンポが早かった。一話でこれだけ詰め込むの?ってくらい、ボリュームがあったような気がする。あれだけの内容をすべてこなすにはテンポを上げなければ無理だよね。
今回は次のシーンに全てが集約されているような気がする。
島男(草磲剛)と高柳(堤真一)が一緒に契約締結に行ったシーン。取引先の社長が
「プログラムなんてチョチョイと直せるんでしょ?」
と言ったために、高柳が島男を思い、取引先社長を怒鳴った。このことにより契約は締結されず。けど、島男はどこか嬉しそうだったよね。この瞬間、「お互いを認め合った」と思うんだ。いろいろあった2人だけど、最終回にして認め合った。これでこのドラマの最大の目的は達せられたと思う。
あとは、神谷(谷原章介)が駄目もとで売り込んでいたアメリカの会社と契約したことで、鈴木ねじは一気に業績をあげ、フロンティアを取り戻した。
結婚式は結局、龍太(山本耕史)とまり子(木村佳乃)だったんだね。香織(松下奈緒)と島男は結婚したんだよなあ、多分。高柳と七海(和久井映見)もどうなったんだろう?その辺は想像におまかせっていったところかな。「恋におちたら」って題名の割には、あまり恋愛については描かれていなかったような気がする。
変わりに「IT業界の浮き沈みの激しさ」が大いに描かれていたけどね。けど、このドラマは結構楽しめたなあ。テンポが速いことが、リズムの良さにも繋がっていたと思う。