旅立ちの歌〜何か寂しさを感じたときに聴く曲〜

Kind of Love

Kind of Love

春は旅立ちと出会いの季節。春は多くの希望が満ち溢れる季節。そして春はまた恋の季節。春はとても明るい気分になる。と同時に、新生活の不安からか寂しさと孤独を感じることもある。僕も高校を卒業して、予備校に通い始めたときどうしようもなく不安になった。孤独にもなった。そんな時に聞いた曲は『星になれたら』(Mr.Children)である。
去年、僕は新社会人となり希望がありつつも何か不安やあせりを感じていたことを覚えている。僕はまたその曲を聴いてみた。そうすると何か気分が晴れやかになり元気になった。無用の焦りは消えていた。
20数年間住んでいた町を離れ、一人新しい町で生活を始めた去年の今頃。この曲に何度励まされたことか。

何かにつまづいた時は
空に手をかざしてみよう
この風はきっとどこかで君と
つながってるから
 アルバム『KIND OF LOVE』より、9.『星になれたら』 作詞:桜井和寿

一人空を眺めながらこの曲を聴くと、どうしようもない孤独感を和らげることができた。
仕事につまづいた今もまたこの曲を聴いている。そして自分自身に「一人じゃないぞ」って自分に言い聞かせている。
明日は故郷に帰る日、懐かしの顔に逢える日、みんな変わっているかなあ。成長しているかなあ。僕は成長したのかなあ。みんなは僕をどう判断してくれるんだろう。